祝!平成29年度日本遺産認定 「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅 |
---|
顯國神社が日本遺産構成文化財に指定されました! 和歌山県有田郡湯浅町は、『「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅』として、4月28日、平成29年度の日本遺産に認定されました。 その構成文化財として22件ある中で、顯國神社(本殿・祝詞殿・拝殿、手水鉢)と同神社祭礼(顯國神社の三面獅子)が文化庁に指定されています。 ●顯國神社(本殿・祝詞殿・拝殿、手水鉢) 【湯浅町有形文化財】 醤油醸造家たちが、商売繁盛や日々の暮らしの安寧を祈願した湯浅の総鎮守。 江戸時代、房総に渡った当社の産子たちから手水鉢が寄進されてい る。 ●顯國神社の祭礼(顯國神社の三面獅子) 【和歌山県無形民俗文化財】 毎年 10 月 18 日に行われる湯浅祭では民俗芸能の 三面獅子が奉納され、神輿渡御や騎馬武者行列 が、醤油醸造業で栄えた町並みを練り歩く。 ~ストーリー概要~ 醤油の起源は、遥か中世の時代、中国に渡り修行を積んだ禅僧が伝えた特別な味噌に始まる。この味噌の桶に溜まった汁に紀州湯浅の人々が工夫を重ね、生まれたのが現在の醤油であるという。
醤油の醸造業で栄えた町並みには、重厚な瓦葺の屋根と繊細な格子(こうし)が印象的な町家や、白壁の土蔵が建ち並ぶ。通りや小路(しょうじ)を歩けば、老舗醸造家から漂ってくる醤油の芳香が鼻をくすぐり、醤油造りの歴史と伝統が、形、香り、味わいとなって人々の暮らしの中に生き続けている。
~日本遺産とは~ 「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。 ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。 湯浅町HP【日本遺産】 http://www.town.yuasa.wakayama.jp/publics/index/154/ |