第1回鎮守の杜整備事業寄付金の御礼 |
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拝啓 初春の候、益々御清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、当神社の儀につきまして格別の御高配を賜り、心から感謝する次第でございます。 さて、この度は、氏子崇敬者の皆様方から鎮守の杜整備に係る寄付金に御奉賛頂いたことを厚く御礼申し上げます。これにより、念願であった森の植栽、境内整備(参拝階段、拝殿改修等)を無事竣工する運びとなりました。 当神社は、延暦二十年十月(西暦801年)、霧崎菖蒲の里に大國主大明神と称して祀ったのが創建であります。天養元年(西暦1144年)、湯浅城主土豪湯浅権守藤原宗重が当地に社殿を遷し、有田郡の総鎮守大社として鄭重に崇敬され、長い年月を経て今日に至っております。 私たちは、今後ともこの由緒ある神社を氏子の心のより所として集える「鎮守の杜」として後世に引き継ぐ所存でございます。 氏子崇敬者の皆様方におかれては、大変厳しい経済情勢の中、本趣旨に御理解、御協力を賜り、本当に有り難うございました。神社関係者一同、この「鎮守の杜」の護持運営に努める所存でありますので、今後ともより一層の御支援を賜りますようお願い申し上げます。 敬具 平成19年3月吉日 各 位 顯國神社氏子総代会 鎮守の杜整備実行委員会 |
平成18年度鎮守の杜整備事業の概要 |
◎事業概要 事業内容 : 境内整備・森の植栽・本殿廻り防護塀設置・正門扉改修 総事業費 : 約1,000万円(うち境内整備及び森の植栽工事630万円) 工 期 : 平成18年8月4日~平成19年2月23日 ①境内整備(平成18年10月完成) 拝殿補修、参拝階段ヤリ替え、参道石畳及び狛犬のレベル調整に係る工事を実施しました。長い年月によって傷みが激しい拝殿廻りを補修、又参拝階段は御影石にヤリ替え、手すりを設置しました。石畳と狛犬については、レベルが水平でなかったり、ガタついた現状のものを一旦取り除き、土間コンを敷いた後、再度設置しました。昨年の秋季例大祭には、たくさんの氏子の方々に披露することができました。 ②森の植栽(平成19年2月完成) 当神社の森は、昔から「一夜の森」や「暁の楓」と呼ばれ、生活文化の中で人々に親しまれてきました。その森も竹の繁殖や台風等により荒れ果て、参拝者の方々が入れるような状態ではありませんでした。 このことから、竹を伐採撤去して清掃した後、外側を榊で囲み、東側(国道側)の忠魂碑裏にはサクラ、西側(湯浅中学校側)の本殿裏にはノムラモミジを中心にヒノキ、スギ、アラカシ、クロマツ等の苗木を植えました。また、子供や老人も安心して散策できるよう遊歩道を設けました。 |
延暦20年10月(西暦801年)、霧崎菖蒲の里に大國主大明神と称して祀ったのが当神社の創建であります。天養元年(西暦1144年)、湯浅城主 土豪湯浅権守藤原宗重が当地に社殿を遷し、有田郡の総鎮守大社として鄭重に崇敬されました。 この由緒ある神社も長い年月を経て、今日まで幾多の天災地変により社殿等の修復を余儀なくされ、その都度、氏子崇敬者の皆様方の暖かい御支援、御協力を賜り、神社の維持発展に寄与されてきたことを厚く感謝する所存でございます。また、先代より残されてきた古き良き遺産を後世に引き継ぐことが私達の責務と痛感する次第であります。 この度、氏子総代会では、鎮守の杜を今後とも護持することを目的として、各種団体の代表者も含めた「鎮守の杜整備実行委員会」を発足致しました。その中で、現在荒れている森林を伐採清掃した後、寄付を募って新たに苗木を植栽するとともに、併せて境内の損傷している箇所を整備する計画に取り組むことになりました。 つきましては、大変厳しい時節柄ではございますが、本趣旨を御理解頂きまして、氏子崇敬者の皆様方の心からの御奉賛を切にお願い申し上げます。 ●実施期間 平成18年1月~ ●概算事業費 金1,000万円 平成18年1月 各 位 顯國神社鎮守の杜整備実行委員会 構成団体 ・顯國神社氏子総代会 ・湯浅町区長連絡協議会 ・湯浅町商工会 ・湯浅町観光協会 ・湯浅建設業協会 ・湯浅中央漁業協同組合 ・湯浅商業会 ・湯浅町遺族会 ・湯浅町老人クラブ連合会 |
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